CPUの視点から見ると・・・・
やはり一番の無駄は、不要なループ処理だと思います。本当にその処理にループ作業が必要か?または、そんなに多くのループ回数が必要か?2つの例を挙げて考えてみましょう!合計の計算
簡単な合計計算コードを書いてみます。//price[]は元データ double SUM[100]; double goukei; for(int i=0;i<100;i++){ goukei=0; for(int k=0;k<100;k++) goukei+=price[i+k];//このループって必要なの? SUM[i]=goukei; }
合計を算出する場合に本当にこれだけのループ処理が必要なのでしょうか?
例えば以下の様なコードにすると、
//price[]は元データ double SUM[100]; double goukei=0; for(int k=0;k<100;k++) goukei+=price[i+k]; SUM[0]=goukei; for(int i=1;i<100;i++) SUM[i]=SUM[i-1]-price[i-1]+price[i+99];
計算方法は、前回の合計から無くなる数を削除して、加わる数を足したものです。
簡単な方法ながら大幅なループの削減につながるわけです。
移動平均線の計算
EMAを使用すれば特に考える必要がありません。ちなみに、以下のコードが公式となります。//price[]は元データ double alfa//0<alfa<1のパラメータ EMA[y]=alfa*price[x]+(1-alfa)*EMA[y-1];
//price[]は元データ int period = 30;//適用期間のパラメータ if(SMA[0]==0){ double sum=0; for(int i=0;i<period;i++)sum+=price[i]; SMA[0]=sum/period; }else{ SMA[y]=SMA[y-1]+(price[y+period-1]-price[y-1])/period; //若しくは //SMA[y]=(SMA[y-1]*period-price[y-1]+price[y+period-1])/period; }
まとめ
不要な処理をPCにさせることは、『もったいない』ことだと思います。ちなみに、『スパコン 京』で最適化処理をしたらどうなるのだろう?なんて考えてしまいます。
OSにWindowsが使われているとは考えづらいですが・・・・
長くなりそうなので今回はここまで!気が向いたらまたこの続きを書きます。
搾電?ではなく節電思考でいきたいものです。(・・?